銀魂がすごかった・・・。若かった(今でも若いけど)土方さんがすんごくいい。仁く一匹狼。幼少沖田も最高に可愛い。
あとネウロの二、三話を見ました。子安さんの声凄いぴったり。その他の皆も結構イメージとぴったりでした。ネウロはやっぱ凄いなァ。系統的には侑子さんとかあーやみたいな我が道を行く人ですが。
そういや軽く悪夢を視ました。なんか、上の前歯全部抜け落ちてしまうんです。そしたら、黒魔法使いみたいな人がいつの間にか背後に立っていて、「約束を守るのならば、その歯を元に戻してやろう」と言うので、す。勿論私はその歯を元に戻してもらったのですが・・・よくよく考えると歯が抜ける夢をよくみるんですけど、夢占いとかしたらどうなるんでしょう?
それでは久々なオリジナルのやつの続き。
オカルトなんか信じる気はもとより無い。
だから、恐れることはないのだ、多分・・・。
橙色迷宮
「あれ、睦流は?」
「さぁ?何か電話かけてくるってよ」
放課後、嫌々ながら残った一人と、うきうきしながら残った一人。二人が待つのは一番、ドタキャンする可能性のないおぼっちゃま。
陽射しも弱くなった放課後の教室、無言のまま待っていると急に、外が騒がしくなった。なんと言うか、黄色い歓声とまではいかないが人々がざわめく声が三階の此処まで聞こえてくる。
何事だ? と立ち上がった桂介の後に続き、窓の外を眺める。
「うわっ・・・!」
校門の外に止まっている黒塗りで長い車はテレビとかでよく見る―――――リムジンだった。
この狭い町内をどう走ってきたのか、なんてくだらないことを考えていると隣から小さく声が上がった。
「あ、あれ睦流じゃないか?」
「えっ?」
言われ、窓から見えるぎりぎりの位置に確かに睦流がいた。睦流が一歩踏み出すたび人垣が割れる。真っ直ぐ前だけを見て、しっかりとした足取りでリムジンまで歩を進める姿は堂々としていて、どこか惹き付けられるものがある。ある種のカリスマ性とでも言えよう。
「まさか、あいつン家の・・・?」
「いくらなんでもそんなことねぇだろ~」
「・・・だよな」
そう言葉を返したが、窓の向こう、睦流はリムジンの前まで歩いて立ち止まった。そして、運転手から何かを受け取る。
―――――帰る、とかではないらしい。
それは良かったのだけれど、流石お坊っちゃんだなァと今更思った。
「あれに乗ったこてあんのかなァ?」
「知らね。ってか時間ヤバいんだけど」
時計を見ると、約束の時間を少し過ぎている。あと数分で幽霊が出てしまうらしき時間になるのだけれど、睦流は未だ下に居るはず。・・・間に合うのだろうか?
そうだ、リムジンの所為で忘れていたが、俺らが今此処にいるのって幽霊騒動を鎮める為で、つまりは幽霊と御対面しなければいけないんだ。・・・本当、心の底から、嫌だ。
でも今更どうにもならない。
バタバタバタ、と足音が近付いてきてきて、閉めきってあるこの教室の前で、止まった。
「っ遅れました!!すみませんっ」
飛び込んで来たのはついさっきまで下にいたはずの睦流だった。
「・・・来んの早くねぇか」
「・・・え?そうですか?」
「桂介、お前前下から此処まで走ってくるだけで五分ぐらいかかんなかったか?」
「え、マジかよ?俺もっと速くね?」
「・・・遅かったっつーの」
「まぁ、とにかく、お祖父様からの差し入れも貰って来ましたし行きましょう」
「何だ?差し入れって・・・」
先程運転手から渡されていた小包を俺らの前の机に置いた。麻で作られた紙を慣れた手付きで丁寧に剥いていく。
中から現れたのは白い画用紙のような分厚い紙、数珠等怪しげなもの。
「何だそれ?」
「有名な陰陽師がくれた魔除けのお札です。いらないって言ったのに心配性なんですよ、あの人は」
念のために、と俺らにお札を渡し、睦流は数珠をポケットに突っ込んだ。
「さて、行きましょうか」