お気に入りの服があったの。
黒地のワン・ピースにレースのワン・ピースを重ねて薔薇の模様が赤く咲く。
あの頃はまだ子どもで、何もわからなかったけれど大切にしていたわ。
ある日彼は無知な私に一つ教えてくれた。
木々は生きているんだよ、と。
森のざわめきは木々の話声なんだよ、と。
木は“モノ”でしかなかったからひどく新鮮な教えを純粋な気持ちで受け取った。
いまもまだ、あの服は私のお気に入り。
今晩和。漢字あってるのかな?今日新品の目薬さしたらかなりしみて、その上薔薇の香りまでして驚きました。新鮮・・・どうも、識月です。
着れなくなったけど好きな服ってありますよね。私はあります。今日唐突に思い出しました。あれはたしか、保育園ぐらいの時でしたかね。凄く気に入ってましたが成長するとともに着れなくなりました。もう捨てちゃったんでしょうね。他にも好きなのあったなぁ。テディ・ベアの柄のカーディガン。あれは保育園でなくなりました。あとあれ・・・えっとサスペンダー。あ、ベルトかも。・・・・・・まぁ、とにかく結構お気に入りのものがなくなりました。
懐かしいなぁ。保育園の近くにマックがあって帰りによく遊びました。もう、あの辺の町並みも随分変わりましたし私もこんなにふてぶてしくなりました。
戻れないんだ、って実感しますね。