管理人・白野 識月<シラノ シキ>の暴走度90%の日記です。 お越しのさい、コメントしてくださると嬉しいです。
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明日、顔も名前も知らない親戚の葬式行けと言われ驚愕してたら、「やっぱ行かなくて平気」と言われ安心しました。

なんて、その人の死をとても悲しんでる人たちにしたらとても酷いですよね。でもやっぱ、そう思ってしまうのは

しょうがない。世界は自己中だよな、と思いました。アレ?作文?的な識月です。

突然ですが、ただいま腹痛がひどくて。ミスがあったらすみませぬ。

新規に作ろう、と思いましたが、内容が濃かったのでやめました。


 

 

それでも、歩き続ける。

 

修羅道

久々の大仕事のあと、刀についた朱を掃いつつ、煤一つ隊服につけていない少年、沖田は言った。

「あんたが鬼なら、俺は阿修羅ですねぃ」

カチッとライターで煙草に火をつける音がしてから、

「何言ってんだ?」

血の海と屍の山を背に、全身に返り血を浴びふてぶてしい面をした男がつっこんだ。

「・・・なんとなくでさぁ」

と血の真っ赤な水溜りに両足で飛び込んだ。

すると、その近くにいた土方のズボンにしこたま血が撥ねた。

土方は、ふてぶてしい面を更に険しくし煙草を噛み締め、怒りを静めるように沈黙をおいてから、

「・・・オイ・・・」

と一言だけ言った。

が、沖田はいつものように毒舌で返すことはせず、ただじっと水溜りを見つめている。

(・・・あぁ、本当に)

血の水溜りに映った自分の姿に苦笑した。

“俺”らしい。

こんぐらいの年頃なら、恋の味に溺れててもいいのに、俺が知っているのはそんなかわいらしいモノで

はなく、

血の味だ。

“幸せ”や“平和”を作るため、とはいえどもそんなモノとは程遠く、正に本能で生きてるような——

いや、本能だけど。

「オイ」

ふとかけられた声に自分でも驚く程、びくっ、とした。

「・・・・何?」

「何、一人で考え込んでんだ。頭カラッポの癖に。気色悪い。」

・・・人が真剣に考えてんのに、なんつー言い草だ。この人は。

「・・・まぁ、そんなアンタがいるから、戻ってこれるんですけどねぃ」

「あ?なんだ?」

訝しげに訊ねてくる土方に、機嫌よさそうに微笑み、

「別に」

一言、そう答えた。

あんたとこの刀があるから、生きていける。

あの人を守れる。

修羅の道を突き進む覚悟はもう、出来ている。


お粗末さまでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。こんな駄目文を・・・。

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