ってよくないですか?漆黒の長い髪に伏せ気味の目。(笑)
まぁこの話題になったのはドラマの再放送見てるからなのですが。イメージと全く違いますよ(笑)
という訳で。コレに関してはノーコメでお願いします。
コンコン、と控えめなノックの音。1呼吸おいてからドアが開いた。
サラマンダーは恋をする
「失礼しやー・・・・って、なんで此処にいるんで?」
ドアを開けた沖田の目の前には、ベッドに寝っ転がりジャンプを読んでいる担任・坂田の姿。・・・別に保健の先生を兼ねてやる程仕事熱心な訳ではない。
どっから如何見ても、サボりだ。
しかし、それを咎めるべき存在の保健の先生は生憎、留守だ。というより、逆に留守を狙ったのかもしれない。いや、確実にそうだ。
「ん~。だってさ、保健室って学校の萌えスポットじゃん?・・・てゆうかサボりやすいじゃん。という訳で萌えの補給とサボ・・・休憩に。」
・・・やはり。滅茶苦茶グダグダだ。まぁ分かりきっているし、そこがこの人の良いところなんだけど。
「で?沖田君は?怪我?」
坂田は沖田をチラ、と見て、言った。そう、3年Z組は体育の授業の真っ最中なのだ。だから当然、ハーフパンツにトレーナー姿。まぁ、そう思うのが無難だ。
だがしかし。
「ああ、違いまさぁ。寒くて。俺もサボりやした。」
「俺も・・・って失礼だなぁ~。俺のは休憩だから。」
「俺にはサボりにしか見えやせんがねィ」
そう言い、沖田は坂田の隣のベッドに腰掛け、ストーブに向け手をだした。
「次の授業まで・・・何分?」
「ん~とねぇ・・・25分でさぁ」
「そう・・・・」
そう相槌を打ち、またジャンプに目を走らせた。沖田もストーブの方に目を戻した。
すると、廊下から足音が聞こえてきた。それも、急いでるようで、走っている。
「・・・ろーかは走っちゃ駄目だぞ~」
「・・・段々近づいて来てねぇですかィ?」
・・・沖田の言った通り、此方へ向かってるらしい。静かな部屋に嵐の予感。
・・・沖田は正体がわかってるようだが。
と、次の瞬間ドアがけたたましい音をたて、開いた。怒声とともに。
「総悟!」
そこにいたのはお決まり、というかやはり土方だった。
「五月蠅いなぁ。保健室では静かにする。コレ当たり前だろ?多串君。ほら、マナー違反はろーかでる。シッシッ」
「そーそー。土方さん煩ぇよ」
まったーりとした二人の声に、土方の眉がピクピク痙攣した。
(あ、面白い・・・)
それに、沖田は顔には出さないように、心内で笑った。
「お前いま面白いって思っただろ?・・・じゃなくて、俺の靴紐切っただな?」
あ、そーゆー事。沖田君はサボりに来たんじゃなくて、“避難”しに来た、ってコトか。
「俺はそんな事しやせん。自然に切れたんでろィ?だって今迄気付かなかったモンねぇ?」
ニヤニヤしながら問うと墓穴を掘った事に気付いたのか、うっ、と勢いが弱まった。
「だって切ったの昨日だし・・・。」
「オイィィィィィ!!!!やっぱ切ったのお前じゃねぇかァァァァァ!?!?」
「煩ぇなぁ。」
「・・・よぉし、表出ろ。ケリつけてやるよ・・・!」
マジでキレた土方に、沖田は蔑むような目で一瞥すると、一蹴した。
「あんた馬鹿だろぃ?寒いのに態々外へ出るわけねぇだろ?」
沖田の言う事は正しい。
「じゃあ謝れよ。すみません、ってよ。」
が、土方の言い分も正しい。
「あ~もう五月蠅いからさぁ、二人とも出てって。うん。それが一番だ」
「え・・・・ちょ・・・旦那ァ!?」
「オイ、俺は悪くねぇぞ」
ぶーぶー文句を言う二人に溜息をつき、銀時は渋々立ち上がり二人の背を押し廊下へ追いやった。
「じゃ、もう直ぐ鐘鳴るから。教室戻ってなぁ~」
眉根を寄せる二人ににこやかに手を振り、ドアを閉めた。
お粗末様でした。当初より随分延長してお送りしております・・・。
文章力が欲しいです。
というか何でこのタイトルに・・・?