今日十時にリビングへ降りて行ったら、母に怠け者になるよ!って軽くしかられました。十二時間布団に居る事の何処が悪いのか。説いてくださると嬉しいです。・・・最近、夏休みを有意義に満喫していません。七月中はよかった。だけど今は怠け者。これからは一日一日を有意義に生きていきたいです。あと21日程しかない夏休み・・・。もう一ヶ月きっちゃったよ・・・。
今日、おやつにメロン食べました。夕張かなァ?橙色でまいうでした。で、ネタが浮かびました。
「うっわ~メロンでさァ!!何これ北海道産?夕張産?」
部屋に入ると、甘い香りが鼻孔を擽った。熟れた果物が発する匂いは、食べてくださいとでも言うように甘い。
「いや、そこまではわかりませんよ・・・。でも、美味しそうでしょう?」
そう言い、山崎は中型のメロンを四等分にざっくり切る。それを真横で見ながら、沖田は向かいに座っている土方を見る。
「あんたメロンなんて食うんで?」
「食っちゃ悪いか」
「いや、別に」
果物とか甘い物を滅多に食べないから、言っちゃ悪いが場違いな気がしただけだし、今自分の思考はメロンにだけ向かっている。
「よし、食べましょうか」
「おう!」
おとなしく待っていた近藤が、スプーンを皆に配る。背景に花畑が見える程満面の笑みで。
「これが食えるのも山崎のお陰だからな。感謝してから食うんだぞ」
「いや、そんな・・・」
「土方さん」
「・・・何だよ」
最初の一口を食べようと、口の前にスプーンを持ってきたところで呼び止められ不満そうに眉を寄せる。その顔にニヤリと意地の悪い笑みを返した。
「だじゃれ言ってから食いなせぇ」
「なんで俺が」
徐徐に険しくなっていく顔に益々口角を上げる沖田。静かにメロンをほじっていた近藤も口を開いた。
「俺も聞いてみてぇ。トシのだじゃれ」
「あ、俺も聞きたいです」
「ほら、土方さん。・・・メロンにメロメロ、とか言ってみて下させぇや」
「・・・・・・・・・・・・・・・メロンに・・・・・・メロメロ?」
聞き取りづらい程の小さな声だが、確かに、ちゃんと言った。
「うわっダサっ」
「んだとてめぇっ!!」
真っ赤な顔をして怒鳴るのを無視し、さっさと沖田はメロンを口に運んだ。 PR