管理人・白野 識月<シラノ シキ>の暴走度90%の日記です。 お越しのさい、コメントしてくださると嬉しいです。
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こんばんわ☆ブックオフ行って参りました。今日は漫画7冊(その内6冊がクランプ先生の。)と小説1冊買いました。
はやく読みたい。ですが原稿終わらせねば。三分の一ぐらいはなぞり終えましたが。
明日も頑張るぞ~!
それでは今日は小話です。









「綺麗」

「・・・ん?」

その言葉に花明は振り向き、斜め後ろを歩む睦流を見た。睦流は自分の足元をじっ見つめていた。その視線を辿り、見てみるが、綺麗なモンは何もない。

「何があったんだよ?」

睦流は少し思案した後、人差し指をたてた。

「もう一度煙草吸えばわかる。不良さん」

煙草を吸えばわかる?余計何かわからない。

「口で言ってくれよ」

「仕方ないなぁ。いま、煙草をポイ捨てして、火を消す為に踏んだでしょ?それで火花が踵についてたみたいで、歩く度火花が舞ってたんだ。」

「そんなんが綺麗なのか?」

「だって周りに煙草吸う人いないし」

「・・・・そうかよ」

遠回しに吸うな、って言ってるみたいだが、本人は気付いていない。

「今度、彼女に見せてあげたら?」

「彼女が出来たらな」

そんなに綺麗だったのか。今度誰かに見てもらおう、と考えつつ、夜道を急いだ。



結構綺麗じゃないですか?夜道に落ちた火花。

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