管理人・白野 識月<シラノ シキ>の暴走度90%の日記です。 お越しのさい、コメントしてくださると嬉しいです。
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気持ち悪い・・・。ナノ、じゃなくてゾロじゃなくてノロウイルスかも・・・。
折角熊猫見て癒されてたのに。
まぁいいや。はやく寝ませう。

ところで、グァバジュースって言えないんですけど。ヴォルデモートも。何故にア段に濁点をつけるのです?わかりかねます。

それではまたまたまとまってない漫画ネタ。











あなたは――――



俺の親は、俺が小学生になる少し前に交通事故で亡くなった。面影さえ覚えてないけれど。お祖父様が言うにはお祖母様は英国人で、母はお祖母様の若い頃にそっくりだったらしい。その血が濃いのか俺の髪も黄金色だ。
俺はこの髪の色が嫌いだった。お祖母様や母と同じ、というのはとても嬉しかったし、誇りだった。けど、集団行動が嫌いな性格と、この髪の色。悪戯されることも多々、あった。だから友達、と呼べる者は二人しかいなかった。まぁ、これでいたのは奇跡かもしれないが。

天涯孤独の身になった俺を引き取る事になったのは、舞踏界で有名な日向家の御当主で、母方の祖父にあたる人物だった。頑固そうな白髪の老人という見た目からして、初見の時はかなり怖かったのを覚えている。
古そうな庭つきの広い日本家屋に、その祖父の他にもう一人、年上の女の人がいた。とはいえ、自分より十歳くらい上の十七、八歳だと思うが。黒髪の美しいルビーの色の眼をした彼女は、和香、と名乗った。

俺は思わず見惚れた。
日本人形のようだった。憧れの滑らかな漆黒の髪。人見知りをする自分でも親近感をもてたのは、自分と同じ眼の色のお陰だろう。硝子玉のように透き通った赤。血の海のように深い赤。そのまま吸い込まれてしまいそうだった。
そんな彼女の第一声は。
「綺麗な髪ね」
コンプレックスでもあった髪を褒められたのは初めてだった。
俺は初めて他人に心を開いた。否、彼女は言わば他人ではない。自分の、心の一部だった。


俺は、そんな彼女を―――――




なんか事件がおこります。なんだろう?
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