漫画描くのにキャラがぼんやりとしか浮かばなくて焦りました。あと約一週間でかかなきゃなのに・・・とテンパってる識月です。
今日の夢は、甘く切なかったです。とても欲しいもの(現実世界には絶対ないもの)が売ってて、少し高いけどよし、買おう!と思い買ったら、夢でした。
あれ、公式で売ってたらやばいよ。という代物でしたが。
そういえば、私、『甘い』だとか『甘美』ということばが好きなんです。響き、いいですよね。甘美な誘惑、甘い罠。なんかよくないですか?甘いって。勿論、甘いお菓子も好きですが。
それでは小説。ふと浮かんだ漫画ネタなんで整理されてませんが。
俺には幼なじみの所謂大親友がいる。バカやったり、何をする時もつるんでる。
登下校も、寂しい事に二人とも彼女がいないもんで一緒だ。
そんな俺らを毎日見てる奴がいる。
レンズ越しに見える、男のくせに大きな瞳。とはいえ視線が交わる都度、かわされるのだが。
最初に気付いたのは半年程前だった。そん時から、ずっと繰り返されている視線の交わしあい。言わばお約束ってやつだ。
そいつは、同じクラスの秀才で、眉目秀麗で近寄りがたい雰囲気だが、女顔で可愛いだとか女子が話してるのをきいた事がある。無表情のあんなやつの何処がいいんだか。考えも微塵もよめないし。・・・なんて毎回毎回、テストで負けているからひがんでいるのかもしれない。俺は不良予備軍みたいなもんだけど、テストは学年二位なのだ。人間、やればできる。
「日向君」
そいつに、見たことはないがうちの制服だから―――後輩であろうおとなしそうな子が話しかけた。
なるほど。日向という名字だったのか。
「あの・・・これ」
と彼女が差し出したのは古典的なラブレター。薄桃色の封筒に、ハートのシールが貼ってある。見事なまでに、ラブレターらしい。
日向も少し呆然としていたが、戸惑いつつ照れながら、
「ありがとう」
と言った。
彼女が去るのを見届けてから日向は鞄に先程のラブレターをしまった。今時、本命から以外のラブレターを読まずに捨てるやつが多いのに、珍しい。
その時、視線に気が付いたのか日向がこっちを顧みた。
「・・・」
無言で数秒睨み合っていたが俺は先に視線を外した。
が、きけばよかった。何故、登下校の時いつもこっちを見ているのか。
さて、友情が芽生えるのでしょうか。
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