管理人・白野 識月<シラノ シキ>の暴走度90%の日記です。 お越しのさい、コメントしてくださると嬉しいです。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[07/12 愛里]
[06/30 愛里]
[06/29 愛里]
[08/07 kazu]
[07/09 和葉]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
白野 識月
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ハァ。明日から早寝早起き週間をまた始める、識月です。冬休みは風のように過ぎていった・・・。物悲しいです。泣けます。さらば、愛しき長期休暇よ・・・。
ペンタブ、買ってから八日目になってやっと使いました。なんかすごいですね。かっこいい。で、使ったのですが、スランプ。年賀状かいた以来たしか絵を・・・あ、2枚かいてる。という訳であんまり描いてないんです。これからは沢山描くぞー!

じゃあ、小説いきますか。かまっ子クラブの2話目で。(ネタがつきてます。) 










沖田は逃げも隠れもしなかった。しようがなかったからだ。それに、本気でお怒り気味の土方からは逃げないほうがいい。といままでの経験が告げていた。

「なんで言わなかった?」

「旦那が言ってた通りでさぁ。」

きっと銀時は恥ずかしいから言わなかったんだろう。ぐらいにしか思っていないはずだ。だが、それだけではない。この姿に、どこか姉の姿が被ったのだ。初めて鏡を見た時、呆然とした。すましていれば、見た目はほぼそのままだったのだ。自分がもっと美しかったら見分けもつかなかっただろう。

それ程、似ていたのだ。

だから、特に土方には見せたくなかった。

この人の泣き顔も、悲しそうな顔も見たくなかった。土方はいつものように、ムスッとした顔だけをしていればいい。

「・・・二度と、こんな真似すんなよ?」

そんな考えが表情にでていたのか、土方は先程の冷たくはき捨てるような言い方とはうってかわり、宥めるように言った。

「えぇ」

「単独捜査も、一人で背負い込むのも、だぞ?」

・・・やはり、表情にでていたのか。他の人なら気付かないのに。本当に都合が悪い。

「わかったな?」

念を押すように強く言われたが、沖田は頷く事をしなかった。

単独捜査はもうしない。だけど、少しくらい何かを背負わせてくれてもいいだろ。守られるだけなんざごめんだ。みんな、何かを背負って生きているのに、自分だけないなんて俺は受け入れたくない。もう子供じゃないんだから。

「総悟」

「わかりやした。単独捜査はもうしやせん」

“は”に力を込め、俺はその場を逃げるようにして去った。

う~ん。なんかどんどんシリアス路線に。

PR
この記事にコメントする
+Name+
+Title+
+Mail+
+URL+
+Comment+
+Pass+
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[53] [52] [51] [50] [49] [48] [47] [46] [45] [44] [43]

Copyright c kagerou。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]